3月10日(日)に愛媛県の日本語教育関係者を対象として、BPC研修サービス代表の品田潤子氏による講演会を愛媛大学で開催しました。
外国人就労者受け入れには、ステークホルダー間の交流が不足し、地域の日本語教育の経験が活かせていないという問題があるため、外国人急増に対応する環境整備が遅れているという現状が紹介されました。その対策として、CEFR(ヨーロッパ言語共通参照枠(Common European Framework of Reference for Languages)理念の共有、来日前教育と来日後教育がスムーズに繋がる関係の構築、就労者に対する日本語の学習支援の必要性があるという説明がありました。今後、就労外国人が増えていく愛媛県の受け入れ体制づくりのために示唆深い会となりました。
この講演会は品田氏のご厚意により実施することができました。